二硫化モリブデン高配合グリースの充填について弊社にお問い合わせがありました。
小分けして商品化したいが原体が固すぎて他社では充填量が安定せずうまくチューブに詰められないという問題を抱えてらっしゃいました。
お客様のご要望
- 高粘度のグリスを定量充填したい。
- アルミチューブに200gの充填を希望
- 原料はドラムで支給
弊社の提案
- 原料のSDSを確認し加温しての充填を提案
- ドラム用ヒーターで高粘度のグリース原料が柔らかくなるのを確認
- 弊社で取り扱いのあるアルミチューブを提案
弊社の具体的な製造方法
ドラムを十分に加熱し原料が柔らかくなった状態でホッパー型の充填機で製造を始めました。
それでも充填量が安定しなかったためホッパー用のヒーターも取り付け温度が下がらない様にすることで安定した充填量が得られました。
充填後、手織りでアルミチューブを鉸め、ラベルを貼付し、一本箱に入れ納品させていただきました。
グリス充填は加温すると充填量が安定する事が多いです。
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