
1ccの液体充填の委託先を探していらっしゃるお客様からの問い合わせです。
アルミ三方シール袋へ充填希望でシールの溶着ができるのも条件の一つでした。
高額の原料をご希望でしたのでロス率も気にしてらっしゃいました。
お客様のご要望
- 原体のpHの計測を希望
- 1ccの充填が安定的にできる事
- 熱シールでの溶着ができる、シール幅指定あり
弊社の提案
- 充填前にpHを計測
- 精度の高い小型のガラスポンプの充填機を使用
- 熱シール部分の角度を変えることができる搬送機付きの熱シール機を使用
弊社の具体的な製造方法
充填前と充填後にpH・比重などを計測し試験成績表を提出しました。
1ccの液体充填の希望でしたが比重計算すると0.7グラムになりました。非常に微量の充填量なので、充填精度の高い小さいガラスポンプ充填機を使用しました。
中身が液体でスタンドパウチでは無いため縦型の熱シール機ではパウチが自立せずシール幅が安定しません。かといって横送りシール機では中身がこぼれてしまいます。
そこで弊社所有の熱シール部分の角度を段階調整できるシール機を45度程度に調整し熱シールを行いました。